霊鷲山(りょうじゅせん)で説法した釈尊が華(はな)を拈(ひね)って大衆を見た時、摩訶迦葉(まかかしょう)だけがその意を悟り微笑したという禅宗での逸話があります。
このことを拈華微笑(ねんげみしょう)といい、以心伝心、 教外(きょうげ)別伝の意です。 この教えから、説明しなくても心から心に伝わる本物の匠の味を、一意専心お届けいたしていく決意で「微笑庵(みしょうあん)」と命名いたしました。
ご賞味頂き至福の微笑(ほほえみ)を頂けましたら、菓匠としてこれに勝る喜びはございません。 末永くお引き立ての程お願い申し上げます。
心から心に伝わる上質な和菓子を通して、召し上がった方に至福の微笑みをお届けしたい。そんな想いから微笑庵は生まれました。
もともと名人と呼ばれるほどの技術もなく、かといって経営的なセンスが良いわけでもなく、ただただ美味しいお菓子でお客様に喜んで頂きたいと、不器用にもがき続ける中で、たくさんの方に支えられて現在の微笑庵があります。
そうした方々のご恩に報いるためにも、和菓子店として、菓子職人として、日々の生活に潤いや豊かさを提供し、召し上がった方に感動を提供できるよう、日々精進を重ねてゆく所存です。これからもお客様に愛される和菓子店であり続けるために、ここに和菓子ルネッサンス宣言を掲げ、微笑庵が進むべき道標とさせて頂きます。
家族経営の小さな和菓子屋にすぎない私共ではありますが、お客様、お取引会社様、そして地域の皆様にご意見やお叱りを頂きながら、少しでも成長したいと思っております。大きな夢を持ちつつ、地道に精進を重ね、日々努力してゆく所存です。
どうぞ末永くご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。