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9月7日
【厳選素材】 〜 もち米 〜

良いもち米を手に入れるのは難しい。

なぜなら、もち米よりうるち米を作った方が、生産者は確実に儲かるから。

よって、著名な米どころほど、もち米の生産量は極めて少ない。

そして「新潟」や「魚沼」を冠したニセブランド米があまりにも多い。

昨年、「秋田産」のもち米を材料問屋に注文したら、

届いた米の袋には「新潟米」!

問屋にクレームをつけると、

「この袋で納めると、かえって評判がいいもんで。」

米屋、問屋の常識は、完全に欠落している。

米袋の産地はまったくあてにならない。

また、見分けるのが大変困難。

小豆のように見た目の違いが少ないので、

実際に蒸し上げて、搗いてみないと、

良し悪しがわからない。

そんな中、修行中の親友の紹介で、

究極のもち米に出合うことになる。

【魚沼こがね米】

親友とともに、まさに収穫直前の田んぼを見せていただいた。

新潟の稲田というと、大規模な水田を想像していたが、

魚沼は、山間の村。

『棚田』である。

しかも、田んぼの上に民家がない。

田んぼの水は100%湧水のみ。

これほど恵まれた環境で育った米が、他にあるだろうか。

この米を菓子にできる奇跡。

このような機会に恵まれたことに心から感謝するとともに、

素材を活かしきることで、この米と、お客様に報いてゆきたい。

 

新潟県中魚沼郡川西町仙田。

正真正銘の魚沼での米作り。

山と山の谷間に手間暇かけて作られた棚田。

田の両脇に湧き水が流れ、その水で育てられた稲。

「仙人の田」と書く、仙田の米作りは、その名の通りの美しさだ。

棚田の中から村を見下ろす。黄金色の海。

こだわりの生産者・高野さん。その表情に米への慈しみを感じる。

「実るほど頭をたれる稲穂かな」 まさに収穫寸前。

すでに収穫された稲が天日に干されている。丁寧な手仕事だ。

仙田町の最新鋭・米保管庫。温度・湿度とも厳重に管理されている。

ここで、お米をお預かりいただく。

冬は豪雪に埋もれて出し入れできない。

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